Excelは、表の作成、そしてその表の中に計算を入れ簡単に何度でも再計算をしてくれる表計算ソフトソフトです。また表をもとにグラフを作成したり、表のデータを並び替えたり、絞り込んだりすることもできます。
Excel基礎コースでは、Excelというソフトの基本的な役割から始まり、表の作り方、表内のマス(セルと言います)への計算式の入れ方、表とセル内の文字の装飾の仕方、表をもとにしたデータベースの作り方、そのデータベースをもとにしたデータの並び替えや絞り込み方、そしてページの印刷の仕方を8章にわけて学びます。
Excel応用コースでは、基礎で学んだ計算式の作り方に加え、より複雑な処理をしてくれるIf関数やVlookup関数などの使い方に加え、棒グラフと折れ線グラフという2つのグラフが1つのグラフの中に入っていると行った複雑なグラフの作成や、基礎で学んだExcelの表をデータベースとして用いた集計の仕方、データベースをより簡単に加工できる『テーブル』という機能の使い方などを5章にわけて学びます。
1回の資料作成において、上記のすべての操作を行うことはないかと思います。忘れてしまう操作も出てくるかと思いますが、それはそれでよいと思います。それでもなおご自身が『Excelを学んで使えるようになったな』と思えるかどうかは、下記の大切な二つのことがご自身の中にあるのかどうかによるところが大きいと思います。
『自分が学んだ操作を活かしたい場面や、やりたいことは何なのかを自分が自覚している』こと
そして、『やりたかったことに活かせる操作を学んだのであれば、すぐに実務で使う』こと
Excel自体は道具でしかないのです。道具を使えるようになることが目的になってしまうと、道具を使えるようになった時点で目標が達成されて、その後はできるようになったことはどんどん忘れていく一方です。
また、使う目的があったとして道具の使い方だけを学んで活かさなければ、覚えた操作は忘れ去られてしまいます。
お忙しい日々の中で学ぶ時間をせっかく作っていただいているのであれば、ぜひ『なぜ自分が今Excelの操作を学ぶのか、どんなことにExcelを活かしたかったのか』を思い出していただき、具体的にその資料作成の場面で学んだことを活用していただけるとより良い学びができたといえるのではないかと思います。
それでは、取得していただきました各コースの学習を始めてください!